SEIWA

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2013年夏期講習作品/タペストリー「ファンタジア」

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そめ・いろアートスタジオ科

のり染やローケツなどの伝統技術にアレンジを加えた技法と同時に、色彩感覚・デザイン・素材選びなどを学べます。個人の感性や個性を大事にする教室です。
あき染色スタジオ 鈴木あき先生のホームページ

鈴木あき先生インタビュー

■教室の内容

 ローケツ染めとのり染めを中心とした技法を用いた作品制作の指導を行なっています。小さなものではスカーフなどから、大きなものですと着物や帯をつくります。洋服をつくりたい人は、洋服の生地を染めてつくる方もいらっしゃいますし、実用ではのれんなどをつくる方もいらっしゃいます。

 本当に初心者の方はハンカチやバンダナなどを染めています。経験の長い方から初心者の方まで、幅広くいらっしゃいますね。基本的には自由課題がメインで、自分でやりたいことをやっていただくという姿勢です。こちらから指定した課題に取り組んでもらうというものではないですね。皆さん、作りたいものをつくっていただいていますので、当然作品も各々進行度合いが違います。


■教室の流れ

 生徒さんは現在14人いらっしゃいます。新しい方が入ってきた場合は、まずいちばん基本的なこととして、学びたいことを確認させていただきます。ローケツ染めか、のり染めか、あるいは両方か、他にやりたいことがおありなのかといったことをお申し出いただき、つくるものを決めていきます。

 入ってこられた方に、課題をお出しするのではなく、何をしたいかという気持ちを尊重しています。何をやりたいかがぼんやりしている方は、もちろん私の方から作品をおすすめすることもできます。

 ローケツ染めの基本として、技術的にカンタンなものから取り組んでいただくと思います。ロウの扱い方、基本的なロウの技術を盛り込んだものをご提供いたします。そして、技術的にはずっと高度なものもあるので、まずは体験していただいてから、その先の技法もあることをお教えしています。


■教え方

 私は技術より感性を大切にします。大切なことは、「その人の持つ個性を引き出すこと」で、そこを最大限に重視しています。ご本人も気づいていない素晴らしい感性をお持ちの方もいらっしゃいます。そうした感性が、染めをやっているうちに、引き出されていくこともあります。その様子を見るのは私自身も楽しいですね。そして個性を活かした作品作りに進んでいただければと思います。

 一方で、技術的なことは回数を重ねれば誰でも一定のレベルに到達できます。それより、楽しく覚えていってもらうことに主眼を置いています。染めの世界は従来職人的で厳しい世界という認識をされてきました。私はそういう厳しさよりも、教室では、まず楽しくなければいい作品はできないと考えます。

 楽しいと感じる気持ちを大切に、コミュニケーションを取りながら、ひとつの輪をつくりながら生徒さんのチカラを伸ばすお手伝いができたらと思います。わからないことに対する質問は、制作中その都度お答えしています。