2019年夏期講習作品/紅型額絵
紅型染科
絢爛豪華な琉球の染物、紅型を教えます。美しさ、鮮やかさなど紅型特有の技法を大切にしながら、型彫、紗張からきめ細かく指導します。
受講日 | 第1・2木曜 |
時 間 | 10:30〜16:00 |
月 謝 | 10,000円(税抜) |
年間諸経費 | 8,000円(税抜) |
坂本道枝先生インタビュー
■教室の内容
帯と着物を中心として、紅型の染め技法をお教えしている教室です。
■教室の雰囲気
生徒さんは現状12人くらいいらっしゃいます。皆さん長い間いつづけてくださっている方ばかりですね。私はSEIWAで18年くらい教室をあずかっています。生徒さんは主婦の方や仕事を持っている方などさまざまですが、現状は全員女性です。
■紅型とは?
古琉球の紅型(びんがた)を教えています。琉球王朝の頃、王様たちが着ていた着物の図柄を取って、型を起こして帯にしたり、着物にしたりしています。
自分たちで美濃紙に図案を写し、渋紙に彫って(カッターなどで切り抜くこと)、糊置き、地入れ、色差しまでの一連の流れの実践を通し、初めから完成までの指導をしています。蒸しから水元までですね。
生徒の皆さんはご自宅でもやってらっしゃる方が多いですが、同時に教室にもずっと残って長く続けてくださる方が多いですね。紅型は、方法を覚えれば、着るものはもちろん、タペストリー、日傘、ふくさなど、日常で使ういろいろなものに応用して描くことができます。
■メッセージ
生徒さんには、焦ってやらずに、長くゆっくり続けてくださればということを念頭において指導しています。ですので、教室の雰囲気は座学で勉強したり、課題としてこれをやりなさいという進め方ではなく、それぞれご自分のペースでつくっていくという感じですね。
そして生徒さんのなかでわからないことがあった場合は、その都度質問していただいて答えるという感じです。生徒さんも皆長くやっている方ばかりなので、ある程度知識も技術も蓄積があります。
また最近入った生徒さんもいらっしゃって、基礎から楽しく取り組まれていますよ。堅苦しく考えず、まずは楽しく取り組んでくださればとおもいます。