2019年夏期講習作品/シルクスクリーンでデブ猫柄襦袢
せんしょく倶楽部科
染色は技法やデザインの違いで無限の可能性を持つ、創造性豊かな創作です。これらの基礎のすべてをデザインも含めて、1つひとつ指導します。
影山のり子着物の世界 影山のり子先生のホームページ。あとりえDIOの紹介
受講日 | 第1・3金曜 |
時 間 | 10:30〜16:00 |
月 謝 | 10,000円(税抜) |
年間諸経費 | 8,000円(税抜) |
影山のり子先生インタビュー
■教室の内容
布を使って染める作品作りで、生徒さんの作りたいものに応えるいろいろなアドバイスをしています。
カリキュラムに順番を設けず、受講者さんの作りたいという気持ちが先にあり、それを具現化していく指導をしています。
作りたいものに適した技法を勧めたり、図案が起こせない生徒さんには下絵の準備を手伝ったり、また浴衣を作りたい人には、シルクスクリーンで色を抜いてみようとアドバイスするといった感じです。
もちろん友禅で作る場合もあります。まず生徒さんからの要望を聞いて、その完成に至る数ある道筋をお教えしています。
■染色の楽しみ
染色はこれが絶対という方法はありません。天候や作り手によって方法が異なってきますし、色の出方も異なります。まずは基本の部分をお教えして、あとは楽しみながらつくっていただければとおもいます。
当教室では、この方法はダメとはじめから否定してしまうことはありません。「やってみたい」という気持ちに応えるため「じゃあやってみよう」という方向で実践を通したアドバイスをしています。
■教室での目標
この教室で楽しみながら学んでいただき、最終的には自分でアイデアを考えて、作りたいものを見つけ、自分の手でデザインを起こして制作活動を続けていただけるようにすることが目標です。
その過程では、時には失敗することもあるのですが、その失敗も経験として役に立つと思います。
■上達へのアドバイス
私の持論ですが、小さい作品をたくさんつくるより、大きい作品に取り組むようにすると上達が早いと思っています。
作品が大きいと材料も高くなりますし、その分真剣に、慎重に取り組まれるとおもいます。
その点、小さい作品だと失敗して投げ出してしまうこともあると思います。着物など大きい作品を、失敗しないように張り詰めた中で取り組むその緊張感が大きな成長につながります。
■生徒作品の展示会を銀座で実施
3年に1回、生徒さんの作品を集めた展示会を行なっています。銀座でギャラリーを貸し切って行うのですが、そこに展示するとなると、生徒さんも張り切ります。
他の人から見られると思うと、手抜きできなくなるようですね。それも成長のきっかけになると思います。
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