
驚くほどきれいに染まる「革の藍染」技法を掲載しました。
紺屋藍だからきれいに染まる。革の藍染技法の紹介です。
これまで革をきれいに藍染することは難しく、ほとんど行われていませんでした。
しかし、紺屋藍を使えば、驚くほどきれいに革に藍染ができます。
古くから慣れ親しんだJAPAN BLUEを革にも。新しい世界を楽しんでみてはいかがでしょう。
これまで難しかった「革の藍染」が、紺屋藍で簡単にできます。
紺屋藍は、誰にでもとても簡単に藍染ができる画期的な染料です。
この紺屋藍で、革専用の藍建てと染色方法により、
『革の藍染』が簡単にできるようになりました。
- 用意するもの
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染料/薬品
●紺屋藍パッケージ ●酢酸(60%酢酸) ●皮革用仕上剤(レザーフィックス用)
道具
@藍液用容器(藍液を入れる400~500ccのボトル)
A革を浸す容器(革を広げて入れられるもの)
○布テープ又は幅広いマスキングテープ ○水刷毛 ○5ccのスプーン ○割箸
○計量カップ ○新聞紙 ○スポンジ ○ティッシュペーパー
- 革の藍染をします
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1 藍液を作ります(藍液を200cc作ります)
1. @の藍液用容器に200ccの水を入れます。
2. 藍溶解剤をゆすって中身を混ぜてから、5ccのスプーンで山盛り1杯を1の容器に入れ、割箸で混ぜて溶かします。
3. 紺屋藍を5ccのスプーンで中盛1杯を入れ、割箸で混ぜて溶かします。2 染色する準備をします
1. 革の床面の周囲に、革よりも長い布テープを半分の巾だけ貼ります。
2. 吟面を表にして、テープを起こして四スミをつまんで周囲に壁を作ります
3 染色します
1. 付属の手袋をします。革を平らに置き、刷毛にたっぷり藍をつけて、革の上全体に2〜3ミリくらい浸るように、藍液を置きます。
2. 藍が全体に行き渡るように、30〜60秒革を揺らします。
3. 藍液を捨て、ティッシュペーパーで藍を吸い取り、ガムテープを外します。
4. 10〜30分放置して発色させます。
4 酸通し
1. Aの容器に革が十分浸る水を入れ、60%酢酸を水1リットルに10ccの割合で入れ、攪拌し、その中に染めた革を染色した面を上にして3〜4分浸けます。
5 水洗・脱水・仕上
1. 革に水道水を当てながら、スポンジで軽くこすって洗います。
2. 新聞紙の間に挟み、強く押して水分を十分に取ります。
3. 含面を上に、丸める、曲げる、もむ、などをして革を柔らかくします。
4. レザーフィックスをたたんだ布にたっぷり付けて塗ります。完成。
- 簡単に図案が描ける「クイックマスク」の使い方
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1 クイックマスクで図案を描きます
1. はじめに、クイックマスクで吟面に図案を描いて10〜20分乾かします。
※ヒビを入れる場合は、冷凍庫に入れて革を冷やしてから、革を強く曲げてヒビを入れます。
2 後は「革の藍染をします」と同じ手順ですが、以下が異なります。
★ヒビを入れた場合は、3.「染色します」のはじめに、革を曲げてヒビの部分を広げながら、藍液が染み込むようにたっぷりと刷毛で塗ります。
★5.「水洗・脱水。仕上」の1の後、湯沸かし器のお湯をかけながら、スポンジでクイックマスクを洗い落とします。
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